研究課題/領域番号 |
25770124
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
田中 琢三 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 助教 (50610945)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フランス文学 / 比較文学 / 日本:フランス / 政治思想 / 文献学 / 国際情報交換 / データベース / イデオロギー |
研究成果の概要 |
本研究は近代日本におけるポール・ブールジェの受容を検討した。まず、皇国史観の代表的な歴史家である平泉澄におけるブールジェの伝統主義思想の影響を分析した。第二に、アカデミックな文学研究の世界においてブールジェがどのように評価されたのか、そして、ブールジェの小説が戦時下の日本でどのように読まれたのかを調査した。本研究の結果、近代日本の国家主義的イデオロギーとフランス伝統主義の知られざる関係が明らかにされた。
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