研究課題
若手研究(B)
本研究は,読解時の眼球運動および傍中心窩視による情報処理に焦点を当て,英語学習者が英文読解する際の単語処理が直列的(1語ずつ順に処理する)であるか、それとも並列的(複数の単語を同時に処理する)であるかを検証するため,眼球運動計測実験を行った。研究成果として挙げられる点は,1)学習者は母語話者と比べ,傍中心窩視での情報処理に払う注意は少ないものの、読解時に傍中心窩視の言語情報を利用していることが明らかになったこと,2)眼球運動データによるcorpus-based分析では,学習者の英文読解時において、並列処理の立場を支持する語彙的なparafoveal-on-foveal効果を確認したことである。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (14件) 備考 (1件)
Open Journal of Modern Linguistics
巻: 4 号: 05 ページ: 585-594
10.4236/ojml.2014.45051
巻: 4 号: 05 ページ: 573-584
10.4236/ojml.2014.45050
Reports of 2014 Studies in Japan Association for Language Education and Technology, Kansai Chapter, Methodology Special Interest Groups (SIG)
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