研究課題/領域番号 |
25770238
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
鬼嶋 淳 佐賀大学, 教育学部, 准教授 (60409612)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 地域史 / 医療運動 / 地域医療 / 地域福祉 / 医療生協 / 高度成長 / 地域形成 / 日本近現代史 / 高度成長期 / 医療運動史 / 凶作 / 生活学校 / 環境資源問題 |
研究成果の概要 |
本研究は、医療運動との関連から地域社会の形成過程を検討したものである。敗戦直後から1970年代までを対象時期として、埼玉県大井地域にある大井医院による医療運動を検証した。 医療運動関係者は、戦後、「開発」とは異なる地域のあり方を模索して住民から一定の支持を獲得し続けた。とくに1950年代までの診療活動に対する信頼を基盤に、1960年代以降、議員となり地方自治体の医療・福祉政策を主導したことが、高度成長期に保守系町長と協力して福祉重視の町づくりを構想できた要因であった。
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