研究課題/領域番号 |
25770239
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
佐藤 宏之 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (50599339)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 薩摩藩 / 島津家 / 奥向 / 奥日記 |
研究成果の概要 |
本研究では、薩摩藩における同時代の、異なる人物の手元で作成された複数の奥日記を分析対象とすることで、奥向構造の人的・組織的・史料的な全体像を把握・復元することを目的とした。 12人の手による38冊の日記を分析し、儀礼・贈答から血縁者の交流関係をあきらかにすることができた。また、藩政に関わる史料が書き写されていたことから、奥向自体が独立した組織ではなく、表向と相互に補完し合う「政治機構」として機能していたことがあきらかとなった。
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