研究課題
若手研究(B)
本研究では、およそ1600家分の鳥取藩士を事例として、彼らの廃藩置県以降の動向について調査を実施した。周知のように、廃藩置県は、彼らの特権階級としての武家の立場を喪失させたためである。彼らの動向は、国家官吏・府県官吏・教員・移民(釧路市・岩見沢市・郡山市等)・その他(実業や神職等)・不明に分類できた。しかし半数以上の藩士については、現状では不明となった。ただし、不明にも意味はあると考えている。というのは、国家官吏・府県官吏・教員・移民・その他に当てはまらないからである。
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大学史資料センター報告
巻: 36集 ページ: 57-101
120005657010