研究課題/領域番号 |
25770254
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 中央大学 (2017) 東京大学 (2013-2016) |
研究代表者 |
河原 弥生 中央大学, 文学部, 特別研究員 (90533951)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | タリーカ / ナクシュバンディー教団 / ムジャッディディーヤ / 中央アジア / ロシア / フェルガナ / コーカンド / ブハラ / イスラーム / スーフィズム / ロシア帝国 / 中央ユーラシア / 内陸アジア / 国際研究者交流 / ウズベキスタン / 聖者廟 |
研究成果の概要 |
本研究では、18-20世紀初頭のフェルガナ盆地におけるムジャッディディーヤの拡大の過程と他のナクシュバンディー教団の勢力との関係を、マザールでの聞き取り調査と民間所蔵史料の分析によって検討した。 ムジャッディディーヤのフェルガナ盆地での発展には、ダフベード派が決定的な役割を果たしたことが確認された。その特徴は、当時のタリーカに一般的だった世襲の後継ではなく、師弟関係による後継である。一方で旧来の勢力マフドゥームザーダも社会的影響力を保持していた。ナクシュバンディー教団の諸派は地域社会においてなんらかの共存関係にあったと考えられる。
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