研究課題/領域番号 |
25780004
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
坂口 一成 大阪大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (10507156)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中国法 / 制裁論 / 治安管理処罰法 / 行政処罰 / 刑法 / 刑事訴訟法 / 比較法 / 文献調査 / 国際情報交換(中国) / 条文翻訳 / 研究会報告 |
研究成果の概要 |
本研究は特に刑事制裁との動態的関係に着目し、中国の治安管理処罰法制の法的性格および現実的機能を解明した上で、制裁システムにおいてそれを位置づけることを目指した。その結果、①治安管理処罰法違反と犯罪の違いは程度の差であり、両者は人為的(政策的)な区別である(が、交錯する局面もある)こと、②本制度は犯罪として刑罰を科すに至らない軽微事件を効率的に処理する受皿であること、③両者はスティグマの点で大きな隔たりがあることを明らかにした。
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