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「債権の消滅原因」の現代化に向けた基礎的研究――「決済」の法的性質について

研究課題

研究課題/領域番号 25780076
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 民事法学
研究機関東洋大学

研究代表者

深川 裕佳  東洋大学, 法学部, 准教授 (10424780)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード決済 / 弁済 / 口座振込み・口座払込み / 民法(債権関係)改正の検討 / 民法(債権関係)改正法案の検討 / 決済・弁済 / 金銭債務 / 債権の消滅 / ファクタリング / 金銭債権 / 電子マネー
研究成果の概要

本研究では,民法における弁済の規定を中心に検討した。今日,金銭債務は,法貨(現金)による支払いだけでなく,その他の比較的新しい手段(たとえば,貯金口座振込み(払込み),クレジットカード,電子マネーなど)により弁済されている。しかし,日本民法の弁済の規定は,法貨以外の手段を利用する場合を想定していない。そこで,これらの比較的新しい支払手段をも説明できる,弁済に関する新たな理論が必要となっている。本研究では,国会に提出された民法(債権関係)改正法案を検討して,そこに提案されている口座振込み(払込み)による支払いに関する規定案が十分でなく,さらなる法改正・立法が必要となることを示した。

報告書

(4件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実施状況報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2016 2015 2014 2013

すべて 雑誌論文 (9件) (うち謝辞記載あり 4件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 預貯金口座に対する振込みによる弁済の効果(2)――フランスにおける近年の議論を参考にして――2016

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 雑誌名

      東洋法学

      巻: 59(2) ページ: 291-354

    • NAID

      120005704836

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 預貯金口座に対する振込みによる弁済の効果(3・完)――フランスにおける近年の議論を参考にして――2016

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 雑誌名

      東洋法学

      巻: 59(3) ページ: 177-246

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 判批(名古屋高判27・1・29)2016

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 雑誌名

      私法判例リマークス

      巻: 52 ページ: 42-45

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [雑誌論文] 預貯金口座に対する振込みによる弁済の効果(1)――フランスにおける近年の議論を参考にして――2015

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 雑誌名

      東洋法学

      巻: 59(1) ページ: 119-221

    • NAID

      120005652602

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 民事判例研究(939)委託を受けない保証人の事後求償権を自働債権とする相殺の破産手続における処遇2015

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 雑誌名

      法律時報

      巻: 87(2) ページ: 118-121

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 「委託を受けない保証」(いわゆる「保証ファクタリング」)の法的性質――最判平24・5・28民集66巻7号3123頁を契機として――2015

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 雑誌名

      東洋法学

      巻: 58(3) ページ: 221-246

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 連帯債務に関する相互保証説の再評価――フランスにおける議論を参考にして2014

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 雑誌名

      名古屋大学法政論集

      巻: 254 ページ: 357-391

    • NAID

      120005425251

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 個別信用購入あっせん(個品割賦購入あっせん)におけるあっせん業者への既払金返還請求について――最判平成23・10・25民集65巻7号3114頁を中心に2013

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 雑誌名

      東洋通信

      巻: 50巻1号 ページ: 85-101

    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 多数当事者間相殺について―「相殺」の簡易決済機能を中心に―2013

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 雑誌名

      漢陽大学校法学論叢

      巻: 30輯3号 ページ: 21-33

    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書
  • [学会発表] 民法(債権法関係)改正の動向――保証規定の改正について2014

    • 著者名/発表者名
      深川裕佳
    • 学会等名
      経営実務法学会
    • 発表場所
      大阪工業大学,大阪センター
    • 年月日
      2014-07-26
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [図書] 非典型契約の総合的検討(別冊NBL142号)2013

    • 著者名/発表者名
      椿寿夫・伊藤進編
    • 出版者
      商事法務
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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