研究課題/領域番号 |
25780112
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
崔 慶原 九州大学, 韓国研究センター, 准教授 (00637382)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 日米韓トライアングル / 日韓関係 / 安全保障 / 緊張緩和 / 日韓米トライアングル / 安全保障上の要請 / 緊張緩和の要請 / 日朝関係 / 緊張緩和への要請 |
研究成果の概要 |
本研究では、1960年代末から70年代中盤までの東アジア秩序変動期において、日米韓トライアングルがどのように機能し、日韓が協力可能な領域を見出したのかを明らかにした。「分断体制下の安保危機」という状況下、日韓は米国との同盟を基盤としながら、安全保障協力の可能性を模索した。「安保経済協力」はその現れであった。その一方で、朝鮮半島における緊張緩和にも外交力を注いだ。このように日韓両国は、安全保障と緊張緩和という相反する政策的要請を両立・均衡させながら関係調整を行なった。従来の対立と協調の二分法的な分析から脱却し、複雑な利害を調整しながら協力関係を築いた過程を究明した。
|