研究課題/領域番号 |
25780123
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
神江 沙蘭 関西大学, 経済学部, 准教授 (90611921)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 国際政治経済学 / 金融規制 / ユーロ危機 / 政治学 / 金融監督 / 欧州統合 / EU / 国際政治経済 / ヨーロッパ統合 / 金融ガバナンス / EU統合 / ユーロ / 金融危機 / EU研究 / 金融市場 |
研究成果の概要 |
本研究では、欧州でのマクロ経済政策や金融監督等の連携の不完全性が金融安定性に与えた影響を分析し、世界金融危機やユーロ危機を経て、どの程度問題が是正されたかを分析した。そこでは特に欧州での統合パターンの多様性に着目し、国境障壁の低下による統合だけではなく、地域レベルでの新機関や制度形成を伴う統合(積極的統合)がどのぐらい生じたか、市場創出のための統合だけでなく、市場の失敗に対応した市場修正的な統合がどのぐらい生じたかを金融・通貨政策の領域で分析した。そして、欧州での積極的・市場修正的統合の遅れが金融不安定化にどう繋がったか、2000年代初頭の危機を経てどの程度問題への対応がされたかを検証した。
|