研究課題/領域番号 |
25780132
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐野 隆司 京都大学, 経済研究所, 助教 (50611208)
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研究協力者 |
村本 顕理 駒澤大学, 経済学部, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ゲーム理論 / オークション / メカニズムデザイン / 経済理論 / 制度設計 / 動的制度設計 |
研究成果の概要 |
本研究は、入札を通じた資源配分が毎期繰り返し実施されるような環境における入札行動の分析と、望ましい入札メカニズムの設計を考察した。特に、入札参加者が長期間にわたって財を落札し続けたいとする異時点間の補完性があるとき、入札参加者が自身の私的情報を正しく申告する条件を特徴づけ、効率性を達成するメカニズム、および売り手収入を最大にするメカニズムを導出した。並行して、入札者が高々1単位のみ財を落札するような逐次入札問題において、財が異質であるとき、単調戦略の均衡が存在する条件と取引価格が下落する条件を導出した。
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