研究課題
若手研究(B)
非対称性情報下において自分と他人との間で利得を配分する際に、被験者が自分が知り得た情報を他人に正直に伝えるか嘘をつくかについて経済実験を実施して分析を行った。実験結果によると、(1)被験者は利他的な嘘やいじわる嘘よりも利己的な嘘をつく傾向が高いこと、(2)本研究の被験者の嘘の割合は、既存研究で報告された被験者の嘘の割合よりも高いこと、(3)利己的な社会規範への同調は容易であるものの、向社会的な社会規範への同調は困難であることなどが確認された。
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SSRN Working paper
巻: No. 2418082 ページ: 1-21
10.2139/ssrn.2418082