研究課題/領域番号 |
25780188
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
後藤 大策 広島大学, 国際協力研究科, 准教授 (80432847)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 経済実験 / 災害リスク / 認識バイアス / 責任負担ルール |
研究成果の概要 |
複合型事故災害は自然災害を直接的な起因とし,人為的な要因によりその損害を拡大する.複合型事故災害に対する当事者のリスク認識バイアスに対応した責任ルールの基礎となる科学的知見を提供することを目指し,本研究では個人のリスク選好,損失選好,予防行動と社会経済的な背景を検証するため,フィールドと実験室での経済実験手法を用いて,次のような結果を得た.(1)サイクロンのリスクに直面するバングラデシュ沿岸農村部では責任ルールの設定がなく,被災からの回復にはマイクロクレジットや国内送金が重要となる.(2)被災家計のうち,所得回復に成功した家計はリスク愛好的であり,所得回復に失敗した家計は損失回避的である.
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