研究課題/領域番号 |
25780199
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会(医療経済研究機構(研究部)) |
研究代表者 |
高久 玲音 一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会(医療経済研究機構(研究部)), その他部局等, 研究員 (80645086)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 乳幼児医療費助成 / 自己負担 / 子ども / 健康 / 医療費 / 応用計量経済学 / 子どもの健康 / 医療需要 / 自然実験 |
研究成果の概要 |
調査初年度にあたる平成25年度は、都道府県と市区町村にアンケート調査を行い、1995年以降における助成拡充過程を調査した。2年目にあたる平成26年度では、その調査と既存統計を突合し、医療費助成によって子どもの健康が改善しているという証拠はあるのか検討した。分析の結果、小学生以上の年齢に対する医療費助成については、自覚症状や入院、主観的健康感などすべての健康指標で医療費助成の効果は確認されなかった。一方、未就学児については自覚症状の減少が確認された。ただし医療費助成が健康に与える効果を明らかにするためには、さらなる研究の蓄積の必要性も示唆された。
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