研究課題/領域番号 |
25780206
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
大野 弘明 明治学院大学, 経済学部, 准教授 (20554934)
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連携研究者 |
菅原 晃樹 名古屋学院大学, 経済学部, 准教授 (80581503)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 最適市場統合の規模 / 内生的生産性ショック / 流動化技術 / 選好ショック / 財の多様性 / 金融仲介機関 / 危険回避係数 / リスクシェアリング / 市場参加選択 / 市場分断均衡 / 危険回避度 / リスクシェアリング外部性 / 財市場の輸送コスト / 内生的賦存ショック / リスクシェアリングの範囲 / 銀行 / 資産市場 / 長期R&D投資 / 消費の平準化 / 内生成長 / 金融システムの安定性 / 金融危機の伝播 / バラエティ・エクスパンション / 長期投資とR&D |
研究成果の概要 |
市場分断の理論背景と途上国における不活性なR&D投資について明らかにすることが本研究課題である.第一に,リスク回避度,内生的生産性ショックおよび生産部門における市場統合から得られるスピルオーバー効果の関係を分析した.特に,危険回避度係数が高いときには,一意の市場分断均衡が存在し,経済成長と社会厚生に資することを明らかにした.次に選好ショックを伴うvariety expansionモデルを構築し分析した.リスク回避度が高いほど,R&D投資による財の種類の増大は,物価の下落を通じ循環的にR&D投資を減退させること,また,流動化コストや早期死亡リスクが高いほど,金融機関が成長に貢献することを示した.
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