研究課題/領域番号 |
25780211
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 福井県立大学 (2014) 新潟産業大学 (2013) |
研究代表者 |
川本 真哉 福井県立大学, 経済学部, 講師 (60468874)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | MBO / 株式非公開化 / コーポレート・ガバナンス / エージェンシー・コスト / インセンティブ・リアライメント / バイアウト・ファンド / 信頼の破壊 / Jカーブ効果 / J-カーブ効果 / リアライメント |
研究成果の概要 |
本研究の課題は、2000年代以降の日本企業を対象として、MBOによる株式非公開化が買収後のパフォーマンスに与えた影響について検証する点にある。より具体的には、ポストMBOのパフォーマンスに対し、MBO実施に伴う当該企業のコーポレート・ガバナンス構造の変化が与えた影響を中心に検討を行った。分析の結果、MBO案件トータルではパフォーマンスに対するポジティブな効果は検出されなかったが、MBOのストラクチャーを分割して推計を行ったところ、純粋MBO案件とバイアウト・ファンド関与案件では総資産回転率の上昇が、負債依存度が高まった案件では資産削減効果が観察された。
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