研究課題/領域番号 |
25780221
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
平野 創 成城大学, 経済学部, 准教授 (30508601)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 経営史 / 産業史 / 経営学 / 化学産業 / 産業政策 / 機能性化学 / エチレン製造業 / コンビナート / 石油化学 / 石油化学工業 |
研究成果の概要 |
本研究では,日本の石油化学産業が誕生してから現代に至るまでの歴史を明らかにした.同産業の歴史は1985年を区切りとして二つに時期区分できる(なお,両時期とも前半は量的に成長し,後半になると鈍化した).本研究では,両時期に関して以下のような点を明らかにした.前半期においては,急成長を成し遂げる中で過剰投資を恐れて政府を主体として業界内で投資調整が実施されたにもかかわらず,最終的には設備過剰へと陥った.そのプロセスとそのような事態に陥った理由(メカニズム)を示した.後半期に関しては,技術面で欧米と比して遅れていた日本の化学企業が次第に国際競争力を強化していったプロセスを明らかにした.
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