研究課題/領域番号 |
25780222
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
攝津 斉彦 武蔵大学, 経済学部, 准教授 (30613393)
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連携研究者 |
深尾 京司 一橋大学, 経済研究所, 教授 (30173305)
斎藤 修 一橋大学, 経済研究所, 名誉教授 (40051867)
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研究協力者 |
バッシーノ ジャンパスカル ENS de Lyon, Institut d'Asie Orientale, Professor
高島 正憲 一橋大学, 経済研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 日本経済史 / 経済成長論 / 地域間格差 / GDP推計 / 経済成長 / 長期GDP推計 / 産業構造 / 職業構造 / 産業別労働生産性 / 第三次産業 / 比較経済史 |
研究成果の概要 |
連携研究者とともに近代日本の府県別産業別GDPを推計した。本研究の特徴は、既存の推計がカバーしていない1874年のデータを新たに構築した点にある。新しいデータセットを使った分析によって明らかになった主要な事実は以下の通りである。①従来考えられているよりも明治初期の日本は豊かであり、②明治期の経済成長率は低かった(それはすなわち、江戸時代の経済成長率が高かったことを意味する)、③地域間格差は明治初期に大きく拡大し、その後格差の拡大に歯止めがかかるが、このような変化の背後には人口の地域間移動が大きく影響していたと考えられる。
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