研究課題/領域番号 |
25780305
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
永吉 希久子 東北大学, 文学研究科, 准教授 (50609782)
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研究協力者 |
田辺 俊介 早稲田大学, 文学学術院, 准教授
濱田 国佑 駒澤大学, 文学部, 講師
藤田 智博 京都大学, アジア研究教育ユニット, 研究員
伊藤 理史 大阪大学, 人間科学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 排外意識 / メディア / 制度 / フレーミング効果 / 多文化共生 / 政治意識 / 反外国人意識 / 外国人表象 / 内容分析 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、外国人を「脅威」とする認識が形成されるメカニズムを、特にメディアの影響に注目して明らかにすることにあった。無作為抽出によって抽出された地点でもっとも講読数の多い新聞の記事データと、社会意識調査データを組み合わせて分析を行った結果、地域ごとの新聞における外国人表象は脅威認識と関連を持つことが示された。具体的には、外国人が地域に経済的な好影響をもたらす存在として描かれている地域では、脅威認識が低下することが示された。ただし、この効果は当該新聞購読者以外にもみられるため、メディアの直接効果とは言い切れず、地域における外国人の社会的位置づけが脅威認識に影響していることが示唆された。
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