研究課題
若手研究(B)
乳幼児の指さしなどの指示的ジェスチャーの頻度が,後の言語発達を予測するとする研究結果と,予測しないとする研究結果とがある。本研究では,なぜこのような矛盾した結果が得られているのかを解明するとともに,乳幼児の指示的ジェスチャーの性質のうち,後の言語発達を高い確度で予測する指標を見出すことを目的とした。本研究実施期間中に,言語発達を高い確度で予測する指標を見出せなかったが,乳幼児による指示的ジェスチャーの産出が家庭環境に左右されることを発見した。この成果は,例えば乳幼児の指さしの能力を親に尋ねる形で問うた先行研究で,乳幼児の指示的ジェスチャー産出の能力を正確に捉えられていない可能性を示唆する。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 3件) 備考 (3件)
Interaction Studies
発達研究 発達科学研究教育センター紀要
巻: 28 ページ: 75-82
40020146011
Scientific Reports
巻: 4 号: 1 ページ: 6306-6306
10.1038/srep06306
120005473093
Psychology of Language and Communication
巻: 17 号: 3 ページ: 295-307
10.2478/plc-2013-0019
発達研究
巻: 27 ページ: 167-172
https://www.u-sacred-heart.ac.jp/report-x850d/procs/showprocp.php?pid=15076
http://www.u-sacred-heart.ac.jp/report-x850d/procs/showprocp.php?pid=15076&npv&nm
http://www.u-sacred-heart.ac.jp/report-x850d/procs/showprocp.php?pid=15076&nm