研究課題/領域番号 |
25780397
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
篠ヶ谷 圭太 日本大学, 経済学部, 准教授 (30645289)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 予習 / 協同学習 / モニタリング / 自己調整学習 |
研究成果の概要 |
本研究では,予習が他者との相互作用に与える影響や,授業中の相互作用が予習行動に与える影響について,質問紙調査による検討を行った。まず,他者との相互作用において,学習者は自己の理解状態だけでなく,他者の理解状態や自他の共通理解のモニタリングも行っていることが明らかとなった。また,他者の理解状態や自他の共通理解のモニタリングは「相手への確認的質問」や「問題点の指摘」など,理解を深める上で必要とされる発話と関連していることが示唆された。また,授業の中で他者と課題を解くなどの活動を行うことで,学習者の学習に対する信念や動機づけが変容し,それが自発的な予習行動に影響する可能性も示唆された。
|