研究課題/領域番号 |
25780437
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 沖縄大学 |
研究代表者 |
吉川 麻衣子 沖縄大学, 人文学部, 准教授 (80612796)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 戦争体験者 / 沖縄戦 / 見える物語綴り法 / 共創 / ナラティヴ / ライフヒストリー / 心的外傷後成長 / 地域援助 / 戦争体験 / 沖縄 / 高齢者心理臨床 / 臨床心理学的地域援助 / ナラティブ / 自分史 / 地域心理臨床 / 物語 / レジリエンス |
研究成果の概要 |
第二次世界大戦時に住民を巻き込む地上戦が展開された沖縄には,当時の体験の記憶に苛まれている人びとが多い。先行研究で,「自分の体験や想いを見える形で後世に残したい」というニーズがあることが明らかになり,本研究では,体験者の自発的な語りに沿った映像や写真を用いて,自分史を整理する方法の開発に取り組んだ。3年間の研究期間で,20名と延べ1,112回実践を重ねた結果,単なる自己語りよりも視覚媒体を併用する方が,高齢の語り手にとって満足できる時間となることが示唆された。この方法は,高齢者心理臨床の現場での活用が期待できるため,今後さらに検討を続ける。
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