研究課題/領域番号 |
25780445
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
|
研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
實吉 綾子 帝京大学, 文学部, 講師 (90459389)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | エビングハウス錯視 / 左右大脳半球機能差 / 視覚情報処理 / 錯視 / 空間認知 |
研究成果の概要 |
本研究では、持続的な左右大脳半球機能差が生起する要因について検討するために、エビングハウス錯視に左右配置が与える影響に注目した。実験の結果、過大視されるエビングハウス錯視を右に配置すると、左に配置した条件に比べて、より大きく知覚されるということが確認された。さらに錯視図形を上下に配置した条件と、左右に配置した条件を比較した結果、錯視図形を左側に配置することで錯視量が減少するのではなく、錯視図形を右側に配置することで錯視量が増大することが示された。これらの結果は持続的な左右大脳半球機能差が課題目標に適合した空間周波数帯域の処理に起因する可能性を示唆するものである。
|