研究課題/領域番号 |
25780454
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 名古屋大学 (2014-2016) 独立行政法人情報通信研究機構 (2013) |
研究代表者 |
渡邊 言也 名古屋大学, 環境学研究科, 学振特別研究員(PD) (90637133)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 社会的ヒエラルキー / 観衆効果 / 生理的覚醒 / 課題成績 / 覚醒度 / パフォーマンス / 上下関係 / 扁桃体 / 情動 / 覚醒 / プレッシャー |
研究成果の概要 |
人間の課題パフォーマンスは報酬以外の様々な要因によって影響されうる。外的要因の一つとして他者の視線によるパフォーマンスの低下がある。本研究ではその観察者の社会的地位の違いが課題パフォーマンスに与える神経基盤を検証した。総説研究を行った結果、社会的上下関係の知覚には扁桃体と外側前頭前野が重要であることを突き止めた。また、瞳孔径の計測とfMRIの同時計測を用いた実験を行い、瞳孔径計測からは課題遂行に先立つ生理的覚醒度の変化が成功試行と失敗試行では異なることを突き止めた。そしてfMRI解析からは失敗試行では準備期に扁桃体と線条体尾状核の活動が上昇していることが明かとなった。
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