研究課題/領域番号 |
25780486
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 帝京科学大学 (2015) 東京福祉大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
鈴木 貴史 帝京科学大学, 生命環境学部, 助教 (10588809)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 書字教育 / 教員養成 / 習字 / 国語教育 / 書キ方 / 書方 / 書写書道教育 / 小学校 / 書道 / 書写 / 国語 / 教授法 / 小学校教師 |
研究成果の概要 |
本研究では、小学校教員養成課程において書字能力が重視されない背景を探るため、近代学校成立以後の「習字」、「書キ方」などの書字教育の意義について歴史的に分析することを試みたものである。その方法として、おもに明治初期から大正期にかけて教育課程および教授法書の分析を行った。その結果として、(1)学制期における「習字」の質的な転換がなされたこと、(2)「習字」の教育的価値は)明治20年代前半に最も低下し、その後、言語教育としての意義が見直されて再評価されたこと、(3)大正期における国語科「書キ方」が実用偏重ではなく、芸術教育、言語教育として幅広く捉えられていたこと、の3点について確認した。
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