研究課題/領域番号 |
25790003
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ構造化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小林 慶太 大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, 助教 (40556908)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ナノマテリアル / カーボンナノチューブ / カルコゲン / 氷 / 構造相転移 / 透過電子顕微鏡 / 電子エネルギー損失分光分析 / ナノ制限空間 / 走査透過電子顕微鏡 / 電子エネルギー損失分光 / カーボンナノホーン / 炭化ニオブ / アラニン |
研究成果の概要 |
電子顕微鏡内部に再現する擬宇宙空間ならびにカーボンナノチューブ内部のナノ制限空間二つの極限環境において物質が示す特異な構造・性質をTEMとそれに付属する分析手法により調査した。その結果イオン液体の被覆によりアミノ酸を高エネルギー線から保護し得る事がわかった。この結果は適切な保護があれば宇宙空間をアミノ酸が安定して存在し得る事を示唆する。またナノ制限空間に於いては制限空間を形成するホスト物質と内部に導入されるゲスト物質のファンデルワールス相互作用がゲスト物質の構造や物性に無視できない影響を与える事を明らかとした。これはナノ制限空間を用いた電子素子開発の理論に極めて重要な知見を与えるものである。
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