研究課題/領域番号 |
25790045
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
松本 利映 独立行政法人産業技術総合研究所, スピントロニクス研究センター, 研究員 (10635303)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | スピントロニクス / スピントルク / ダイオード / 磁気共鳴 |
研究成果の概要 |
MgO-磁気トンネル素子のスピントルクダイオード(STD)効果測定とマイクロマグネティック・シミュレーションを踏まえ、自由層と参照層の磁化の逆位相振動を利用することで高周波数・ゼロdcバイアスで検波感度を向上させる方法を提案した。続いて逆位相振動に必要な条件を調べるために、参照層の磁化ダイナミクスによるSTD特性を表す解析式を導いた。解析式から、自由層とのスピントルクを介した相互作用よりも固定層とのそれが大きい方が、逆位相振動に有利であるという知見が得られた。同時に解析式でダイオード・スペクトルを解析することで参照層に働くスピントルクを介した相互作用の大きさを定量的に評価することを可能とした。
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