研究課題/領域番号 |
25790083
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
松村 大樹 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 副主任研究員 (30425566)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | X線吸収分光 / 実時間分割測定 / その場観測 / 一酸化炭素 / パラジウム / 金属微粒子触媒 / その場測定 / パラジウム微粒子 / パラジウムカーボン / 分散型XAFS / 不均一系触媒 / 実時間分割観測 / 触媒反応 |
研究成果の概要 |
本研究にて実時間分割X線吸収分光測定システムの高度化を行った。温度精度0.01 Kの恒温循環器を導入し、測定システムの心臓部にあたる湾曲分光結晶の温度を安定化させた。測定レート2 Hzにて原子間距離の相対精度は200 fmにまで達し、実時間分割測定と高相対精度測定の両立に成功した。 一酸化炭素を導入しながら、Pd金属微粒子に対して昇温反応測定と実時間分割XAFS測定との連動測定を行った。その結果、CO吸着及び反応によってPd金属微粒子にもたらされる500 fm程の原子間距離の膨張を観測し、350度程度以上からPdC層が形成されるメカニズムを明らかにした。
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