研究課題
若手研究(B)
量子状態を観測する場合,観測には正作用素値測度が用いられるが,観測により量子状態の情報を完全に知ることができ,かつ最も効率の良い正作用素値測度として,SIC-POVM(対称完全正作用素値測度)が知られている.本研究では観測する量子状態の情報の一部が既知である場合に,最も効率の良い観測が行える正作用素値測度である条件付きSIC-POVMについて研究を行い,条件付きSIC-POVMが存在するための必要条件と,いくつかの例を構成した.
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 2件) 備考 (1件)
Journal of Algebra and Applications
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http://soar-rd.shinshu-u.ac.jp/profile/ja.yFTmbpkh.html