研究課題/領域番号 |
25800128
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
川田 和正 東京大学, 宇宙線研究所, 特任助教 (10401291)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 宇宙線 / 極高エネルギー宇宙線 / 宇宙線異方性 / 極高エネルギー / 異方性 / 空気シャワー / テレスコープアレイ |
研究成果の概要 |
地球に到来する宇宙線の最高エネルギー(100EeV=100エクサ電子ボルト)は人類が粒子加速器で生成できる陽子の約1000万倍に達し、その起源は現代物理学の謎の一つである。本研究では、テレスコープアレイ実験が観測する約1EeV以上の宇宙線データを用いて、宇宙線が過剰に多い/少ない方向(宇宙線の異方性)を探索した。その結果、1EeV領域では有意な宇宙線の異方性は観測できなかったが、解析条件の緩和及び最適化により、北天領域の観測においてはこれまでで最も高い感度で探索した。また、57EeV以上では、おおぐま座銀河団の近くに最高エネルギー宇宙線が過剰に到来するホットスポットの兆候を捉えた。
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