研究課題/領域番号 |
25800129
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山崎 高幸 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 特任研究員 (40632360)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 素粒子実験 / 原子・分子物理 / テラヘルツ/赤外材料・素子 / ポジトロニウム / テラヘルツ / 光源技術 |
研究成果の概要 |
ポジトロニウムは電子と陽電子が束縛された系であり、ハドロンの不定性を受けずに束縛系量子電磁力学(QED)によって記述される。ポジトロニウム超微細構造(Ps-HFS)は電子と陽電子のスピン・スピン相互作用によって生じる基本的な物理量であり、この精密測定は束縛系QEDの検証において重要である。現在、Ps-HFSの実験値と理論値との間に4σ程度の有意なずれが存在しているが、過去の実験は全て静磁場を用いた間接的な測定であった。本研究では大強度ミリ波によってPs-HFSを世界で初めて直接分光測定した。この結果はProg.Theor.Exp.Phys.2015, 011C01 (2015)に掲載された。
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