研究課題/領域番号 |
25800139
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 (2015) 名古屋大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
大木 洋 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 基礎科学特別研究員 (50596939)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 素粒子論 / 格子ゲージ理論 / 素粒子 |
研究成果の概要 |
大きなフレーバー数を持つSU(3)ゲージ理論(QCD)は、(ウォーキング)テクニカラー模型と呼ばれる素粒子標準模型を超えた物理の一つの有力な候補と考えられている。その模型の非摂動的定式化である格子ゲージ理論を用いた第一原理計算を行い、そのハドロンスペクトラムの計算を行った。8, 12フレーバーQCDのフレーバー一重項スカラーの質量の計算結果から、有限フェルミオン質量領域では、擬スカラー中間子と同程度かそれよりも軽いことが明らかとなった。本研究結果は通常のQCDとは大きく異なるものであり、LHCで発見されたヒッグス粒子が複合スカラー粒子として存在できる可能性がある事を示唆する。
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