研究課題/領域番号 |
25800144
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大河内 豊 九州大学, 基幹教育院, 准教授 (40599990)
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研究協力者 |
中井 雄一郎 ハーバード大学, 博士研究員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 準安定状態 / 真空崩壊 / 超弦理論における制限 / 有限温度効果 / 弦理論の準安定状態 / 不純物による準安定状態の崩壊 / 弦理論におけるDielectric ブレーン / アハロノフボームR紐 / 最軽量超対称性粒子の放射 / 素粒子(理論) / 超弦理論 / コンパクト化 / 宇宙論からの制限 |
研究成果の概要 |
この研究では2つの柱をもとに行った。いずれも超弦理論において、我々の世界の構築する際の制限を与える。一つ目は軽い粒子が宇宙紐から生成される可能性と新たに議論が巻き起こった離散的ゲージ対称性の関係を議論したものである。もう一つは、弦理論の真空が複雑な構造になっているとの予言を積極的に採用し、その中で自然界でしばしば見られる触媒効果が同様に起こりうるかを調べたものである。触媒効果により準安定状態の寿命が短くなることから、これまで正しいとされてきた真空の構成についてももう一度考える必要があることを提示した。
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