研究課題
若手研究(B)
高強度の重イオンビームラインにおける重イオンの飛行時間(TOF)測定用検出器として使用するため、単結晶CVDダイヤモンドから検出器を製作し、性能評価を行った。開発した検出器は、イオン入射に対して既存のシリコン検出器やプラスチックシンチレータを上回る高速な出力応答を示した。加えて、イオンビーム入射に対して優れた耐久性が示された。一方で、検出器の有感面積を拡張するために、小サイズの単結晶ダイヤモンドを4つ組み合わせることによるモザイク型検出器の開発を行った。これらの結果に加えて、高品質単結晶を使用することにより、多結晶では難しい、入射イオンのエネルギースペクトルの測定が可能であることも示した。
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JPS Conference Proceedings
巻: in press
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research Section A: Accelerators, Spectrometers, Detectors and Associated Equipment
巻: 印刷中 ページ: 147-150
10.1016/j.nima.2014.12.036
EPL (Europhysics Letters)
巻: 108 号: 4 ページ: 42001-42001
10.1209/0295-5075/108/42001
巻: 106 号: 2 ページ: 22001-22001
10.1209/0295-5075/106/22001
巻: 104 号: 2 ページ: 22003-22003
10.1209/0295-5075/104/22003