研究課題/領域番号 |
25800196
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
村川 寛 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (40611744)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 分子の電気磁気特性 / 巨大磁気抵抗効果 / 分子内磁気相互作用 / 湿度敏感表面電気伝導 / 軸性フタロシアニン / 電気磁気結合 / 分子性物質 / フタロシアニン / 分子内相互作用 / 分子性ヨウ化物 / 湿度敏感表面伝導 / 新型分子性ヨウ化物 / ガス敏感な電気伝導 / 非対称軸性フタロシアニン / 誘電体 / 分子性誘電体 / 電気磁気効果 |
研究成果の概要 |
分子性物質における電気/磁気特性の交差制御の実現に向け、遷移金属フタロシアニンをベースとした物質開発を行った。まず、分子磁性強誘電体の実現を目的として新型の軸性フタロシアニン単結晶の合成に成功した。室温付近で誘電異常を示すものの、明確な電気磁気応答の観測はできなかった。次に、分子性巨大磁気抵抗効果の起源解明を目指し、溶液中で単離化したフタロシアニン分子の磁化を測定することにより非常に大きな強磁性的相互作用の存在を実証した。また、磁気抵抗効果の局在スピン密度依存性について明らかにした。さらに、湿度に対して電気伝導度が極めて敏感に応答する新型分子を開発し、湿度センサーとしての性能評価を行った。
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