研究課題/領域番号 |
25800227
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
|
研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
土師 慎祐 電気通信大学, 学内共同利用施設等, 学振特別研究員 (10647423)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 冷却原子 / 冷却イオン / 極低温化学 / イオントラップ / 低温化学 |
研究成果の概要 |
本研究課題では極低温イオン・原子混合気体を生成するための実験設備を構築し、ミリケルビンから数ケルビンの衝突エネルギーレンジにおいてイオン・中性原子間の散乱を観測することで、その散乱断面積の決定に成功した。さらに、弾性散乱レートおよび非弾性散乱ロスについて詳しく調べ、本研究で用いるイオン・原子混合系が共同冷却やイオン・原子間量子散乱の実現において有用であることが確認された。これらの成果は、イオン・原子間の共同冷却への応用のみならず、星間分子反応等に代表される極低温化学反応ダイナミクスの解明への足掛かりにもなると期待される。
|