研究課題/領域番号 |
25800261
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 三重大学 (2016) 東京大学 (2013-2015) |
研究代表者 |
西井 和晃 三重大学, 生物資源学研究科, 准教授 (50623401)
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研究協力者 |
Orsolini Yvan J. ノルウェー大気科学研究所
中村 尚 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 成層圏突然昇温 / 成層圏極端現象 / 北大西洋パターン / 中緯度海洋前線 / 海氷 / 十年規模変動 / 海洋前線 / 成層圏 / 惑星波 / 長期トレンド / 中緯度海洋 / 西太平洋パターン |
研究成果の概要 |
冬季北極域の成層圏の気温は数日で数10度も上昇するような現象が発生する一方、普段よりも顕著に気温が低下する現象も発生する。本研究では過去に観測された顕著な気温上昇事例と低下事例を抽出し、それぞれを持続期間によって分類した。その持続期間は対流圏から上向き伝播してくる惑星波の強弱の持続期間に依存し、かつその強弱は特定の地域の対流圏の大気循環変動の存在に大きく影響を受けていることが明らかとなった。また惑星波の強弱に影響する西太平洋パターンの持続過程について明らかにした。また複数の境界条件のもとでの大気大循環モデル実験により成層圏気温長期変動の要因の調査し、北太平洋の海洋前線変動の影響を示唆した。
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