研究課題/領域番号 |
25800288
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
層位・古生物学
|
研究機関 | 明治大学 (2014-2016) 九州大学 (2013) |
研究代表者 |
柿崎 喜宏 明治大学, 研究・知財戦略機構, 研究推進員 (20570633)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | ジュラ紀 / 温室期 / 古太平洋 / 海洋循環 / 石灰岩 / 炭素同位体比 / 地域間対比 / 厚歯二枚貝 / 研究計画の繰り越し / 古海洋学 / 炭酸塩 / 礁性生物相 / 白亜紀 / 鳥巣式石灰岩 / バウ石灰岩 |
研究成果の概要 |
中生代中期の炭素循環の記録は,これまで古太平洋海域から示されてこなかった.そこで本研究では,同時期の古太平洋地域の石灰岩(日本の鳥巣式石灰岩)に注目し,体系的な炭素同位体比の記録を示した.その結果,古太平洋海域の炭素同位体比の記録はテチス海と地域間対比が可能であることが判明した.両海域の炭素同位体比はジュラ紀後期に収束していくことから,大陸移動に関連した海洋循環の変動が想定される. また本研究では,この時期の石灰岩から産出する厚歯二枚貝という特殊な二枚貝の研究も行った.本研究の結果,原始的な巻貝型厚歯二枚貝は波浪の及ばない静穏な環境に生息していたことが判明した.
|