研究課題/領域番号 |
25800296
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
永嶌 真理子 山口大学, 理工学研究科, 准教授 (80580274)
|
連携研究者 |
浜根 大輔 東京大学, 物性研究所, 技術職員 (20579073)
皆川 鉄雄 愛媛大学, 理学部, 教授 (40145058)
赤坂 正秀 島根大学, 総合理工学研究科, 教授 (20202509)
|
研究協力者 |
川嵜 智佑 愛媛大学, 理学部, 名誉教授
Armbruster Thomas University of Bern, Group head of Mineralogical Crystallography, Professor
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 緑簾石族鉱物 / レアアース / 遷移金属元素 / 結晶構造 / 水素結合 / 遷移金属イオン / 緑簾石 |
研究成果の概要 |
多様な岩石で広い温度圧力条件で普遍的に産するレアアースリザーバーとしてもよく知られる緑簾石族鉱物を主な研究対象とした。本研究で日本国内より3種類のレアアースを含む新鉱物を見出し,産出地域のレアアース濃集過程を明らかにするとともに,元素の挙動と結晶構造の関係の法則性の理解に貢献した。また世界で初めてバナジウム緑簾石族鉱物の合成に成功し,バナジウムの挙動を解明した。陰イオンの挙動としてOH基に着目し,陽イオンの酸化数変化が水素結合に一般的に影響を与えることを緑簾石類縁鉱物であるパンペリー石で再確認し,法則性の確立のため含水準輝石を用いて検討したところその正当性が確認された。
|