研究課題/領域番号 |
25810007
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
阿部 穣里 首都大学東京, 理工学研究科, 助教 (60534485)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 電子EDM / 相対論量子化学 / CP対称性 / CP対称性破れ / S-PS相互作用 / 有効電場 / CCSD法 / Dirac法 / 4成分法 / 電子EDM / 相対論的量子化学 |
研究成果の概要 |
電子の電気双極子モーメント(電子EDM)は、宇宙の起源の謎を解くCP対称性破れを示す物理量として、その観測に期待が寄せられている。特に分子中の電子EDM観測に近年注目が集まっているが、測定値から電子EDMの値を抽出するためには、相対論的電子状態理論から有効電場という数値を計算することが必須である。本課題では、電子EDMのための相対論的分子理論として、高精度な4成分ディラック法による1,2電子励起結合クラスター法に基づいた有効電場を求める理論・プログラム開発を行った。さらに開発したプログラムを応用して、水銀ハロゲン分子が非常に大きな有効電場を持つことを明らかにし、新たな実験の候補分子を提案した。
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