研究課題/領域番号 |
25810018
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
一杉 俊平 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (20632136)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / フラーレン / 分子機械 / 自己組織化 / ピーポッド / 超分子 |
研究成果の概要 |
申請者らが近年化学合成を達成した有限長のSWNT[4]シクロクリセン([4]CC)および[4]シクロアンタントレニレン([4]CA)を用いることで,単層カーボンナノチューブ(SWNT)と内部空間に包接されたフラーレンとの会合体(ピーポッド)の構造や,その相互作用について新たな知見を得た. 具体的には,[4]CCがフラーレンを史上最強レベルに強固に包摂することを明らかにした.また,この極めて強い会合力にも関わらず内部のフラーレンが自由に回転可能であることを見出し,これを利用したフラーレン誘導体を回転軸とした分子ベアリングの構築を達成した.
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