研究課題/領域番号 |
25810026
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 宮崎大学 (2014) 学習院大学 (2013) |
研究代表者 |
有井 秀和 宮崎大学, 教育文化学部, 准教授 (80384733)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 14族元素 / 2価化学種 / 付加環化反応 / 触媒 / 高周期14族元素 / 低原子価化学種 / 7員環歪み |
研究成果の概要 |
孤立電子対と空のp軌道を併せ持つ高周期14族元素2価化学種の構造ならびに反応性に着目し、2,2'-ジアミノビフェニル骨格を利用した7員環キレートの導入による、構造歪みと反応性との関係について検討した。 その結果、ゲルマニウムおよびスズの2価化学種の単離に成功し、その構造を同定した。カルボニル化合物との反応において二つの間で違いがあり、ゲルマニウム2価化学種は[2+2+1]付加環化反応が見られるのに対し、スズではカルボニル化合物の配位のみが観測された。しかし配位したカルボニル化合物はジエンとの間でヘテロDiels-Alder反応が進行し、触媒量のスズ存在下でも進行することを明らかにした。
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