研究課題/領域番号 |
25810044
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
|
研究機関 | 名古屋工業大学 (2015-2016) 北海道大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
本林 健太 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60609600)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 表面界面科学 / イオン液体 / 電気化学 / 表面増強赤外分光法 / 表面増強赤外分光 / 電気二重層 / 表面科学 / 溶媒和構造 |
研究成果の概要 |
本研究では、新しい電気化学反応の反応場であるイオン液体と電極の界面の化学的環境に関して、表面増強赤外分光法を用いた直接観測による解明を試みた。 イオン液体に特有な現象として、電極表面第1層目における陽イオンと陰イオンの交換が起きる電極の電位が、電位の走査方向により異なる「ヒステリシス」挙動を観測した。この挙動はイオンの大きさに依存する。イオンが入替わる際に一種の摩擦的な抵抗がかかり、電極近傍に電気化学反応を阻害しうるような強固なイオン膜を形成することがわかった。他に、水、Li+の界面における溶存状態と界面構造への影響を解明した。
|