研究課題/領域番号 |
25810086
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
中原 佳夫 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (10432600)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 希土類金属錯体 / 近赤外蛍光 / シリカナノ粒子 / シッフ塩基 / 逆ミセル / 水分散 / 蛍光寿命 / 細胞イメージング / 近赤外光 / ネオジム錯体 / 蛍光スペクトル / ホルミル基 / 細胞イメージング剤 / 金ナノロッド / 表面プラズモン共鳴 / 表面プラズモン / 蛍光増強 / ナイルブルー / 蛍光 / 細胞 |
研究成果の概要 |
蛍光性のシリル化希土類金属錯体が、ホルミル基を有する希土類金属錯体と3-アミノプロピルトリエトキシシラン間のシッフ塩基形成反応を用いる簡便な手法により得られた。その錯体を用い、逆ミセル法によって希土類金属錯体化学修飾シリカナノ粒子(R-SNPs)を合成した。光安定性、pH 依存性、蛍光寿命などの蛍光特性について、シリカナノ粒子内に固定化された錯体では錯体単体のときと比較して大幅に性能が向上した。また、R-SNPsは優れた水分散性を示し、擬似生体環境中においてもほとんど凝集しなかった。さらにR-SNPsは、アフリカミドリザル腎臓由来細胞の蛍光イメージング用のラベル化剤として用いることができた。
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