研究課題/領域番号 |
25810117
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
原 光生 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10631971)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 有機・無機ハイブリッド / メソポーラス / 垂直配向 / リオトロピック液晶 / ゾルゲル法 / 液晶性ポリマー |
研究成果の概要 |
垂直配向に適した分子設計を施すことで垂直配向ナノポーラス金属酸化物材料の簡便な調製法の提案、ならびにその材料の応用を検討した。 最初に、液晶性を示すアゾベンゼン誘導体を含む両親媒性ジブロック共重合体を合成した。このジブロック共重合体のリオトロピック液晶相は、ゾル溶液からスピンキャスト法にて製膜した際に、熱処理のみで基板面に対して垂直配向した。その後、膜からジブロック共重合体を除去することで、直径数ナノメートルの穴を周期的に有した、垂直配向ナノポーラス金属酸化物材料を調製した。この材料を色素増感太陽電池の電極へと応用した結果、垂直配向ナノポーラス構造が電池性能の向上に有用な可能性を見出した。
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