研究課題/領域番号 |
25810141
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
薄井 洋行 鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60423240)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | リチウムイオン電池 / ケイ素系負極 / イオン液体電解液 / ナトリウムイオン電池 / 電極-電解質界面 / ルチル型酸化チタン / リチウム二次電池 / ケイ素負極 |
研究成果の概要 |
イオン液体は,従来の有機溶媒には無い優れた難燃性を示すため,高いエネルギー密度を有する次世代蓄電池に相応しい安全な電解液となり得る.そこで,本研究では脱溶媒和しやすいアニオンと,Li+の界面移動を促すカチオンからなるイオン液体をリチウムイオン電池の電解液に適用した.負極には,研究代表者が開発した高速Li拡散が可能なルチル型TiO2を,Si粒子上に被覆した活物質からなる電極を用いた.その結果,実用に耐え得る電流密度において,従来の有機電解液の結果をしのぐ高速充放電性能を達成した.この負極は,300サイクル後においても黒鉛の2倍以上の可逆容量を維持できることがわかった.
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