研究課題/領域番号 |
25820119
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
奥 慎也 山形大学, 理工学研究科, 助教 (80625525)
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連携研究者 |
趙 勝一 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教 (10732464)
水上 誠 山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (70625524)
時任 静士 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (80197863)
坂上 知 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (60615681)
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研究協力者 |
立津 雅弘
安彦 美穂
高野 正臣
福松 敬之
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 有機トランジスタ / カルド / ディスプレイ / 絶縁膜 / 有機EL / 高分子 |
研究成果の概要 |
本研究では“カルド構造”をもつ高分子樹脂を有機薄膜トランジスタ(TFT)のゲート絶縁膜として用い、有機TFTの基本性能改善と信頼性向上を実現した。開発したカルド樹脂絶縁膜は高い平坦性と絶縁性が得られ、フォトリソグラフィ等のデバイス作製工程にも優れた耐性を示した。本絶縁膜を用いた有機TFTは、良好なスイッチング特性が得られ、ゲートバイアスストレスに対して高い駆動安定性を示した。さらに、本研究をフレキシブル有機ELディスプレイへ応用し、静止画・動画の均一性の高い表示動作を確認した。 本研究より、カルド樹脂が有機TFTのゲート絶縁膜、及び、次世代ディスプレイ材料として極めて有望であることが示された。
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