研究課題/領域番号 |
25820205
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
上田 尚史 関西大学, 環境都市工学部, 准教授 (20422785)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 繊維補強セメント複合材料 / せん断耐力 / せん断伝達特性 / せん断伝達モデル / 超高強度繊維補強モルタル / ひずみ硬化型セメント複合材料 / 繊維補強コンクリート / 超高強度繊維補強セメントモルタル / 直接せん断試験 / せん断応力伝達モデル / せん断耐力評価 / 材料構成則 / 超高強度繊維補強セメント系複合材料 / 繊維補強セメント系複合材料 |
研究成果の概要 |
本研究では、各種の繊維補強セメント複合材料(FRCC)を対象として、はり部材のせん断耐力に及ぼす要因を明らかにするとともに、直接せん断試験によりひび割れ面のせん断伝達特性の把握を試みた。また、有限要素法に適用可能なFRCCのせん断伝達モデルを開発し、はり部材のせん断破壊挙動に及ぼす影響について考察した。実験と解析による検討の結果、繊維の架橋力は、ひび割れ面のずれ変形の抑制には大きく影響せず、部材のせん断耐力は繊維によるひび割れ幅抑制の影響により増加することを明らかにした。また、FRCCのひび割れ面のせん断伝達特性は、ひび割れ開口に伴い消費される破壊エネルギーにより評価可能なことを示した。
|