研究課題/領域番号 |
25820210
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
玉井 宏樹 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20509632)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 鉄筋腐食 / 材料劣化 / RC部材 / 耐荷性能 / 衝撃荷重 / 非破壊検査 / RC部材 / 構造性能 / 載荷速度依存 |
研究成果の概要 |
本研究では,まず,鉄筋腐食により材料劣化したRC部材の静的載荷と衝撃載荷の両実験を通して,衝撃載荷の場合は,腐食レベルが小さい場合でもかぶりコンクリートの剥落の可能性が大きくなるなど,構造性能低下に及ぼす載荷速度依存性を解明した。また,実験により付着力の低下率を明らかにし,それを考慮したFEM解析手法を構築した。さらに,打音検査を実施し,実際の劣化状況・非破壊検査出力値・残存性能の3者の関係の把握を試みたが,打音検査では鉄筋腐食による程度を定量的に評価できず,3者を関係付けることができなかった。今後,逆問題の知識を援用することで3者の関係付けを試みたい。
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