研究課題
若手研究(B)
本研究では、生物学排水処理システムにおける微生物生態系の解明を進め、処理の効率化・安定化を行うため、炭素・窒素安定同位体比に基づく被食-捕食の関係および処理特性の評価を行った。その結果、排水処理リアクターでは、汚泥や高次生物の窒素安定同位体比が大きく変化しており、処理特性や生物の摂餌関係が影響していると示唆された。このため、炭素・窒素安定同位体比は排水処理システムにおける微生物生態系と処理特性を評価するための有用な指標になると結論した。
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Water Research
巻: 68 ページ: 387-393
10.1016/j.watres.2014.10.020
http://www.nies.go.jp/subjects/22720_fy2014.html